高等学校公民科「公共」と中学校社会科公民的分野の教科書におけるメディア・リテラシーと情報リテラシーの比較
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- 藤崎 聖也
- 信州大学学術研究院教育学系
書誌事項
- タイトル別名
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- Comparison Between Media Literacy and Information Literacy in Textbooks of Public in High School and Civics in Junior High School
抄録
<p>本研究では,高等学校公民科の必修科目である「公共」と中学校社会科公民的分野の検定教科書の記述から,「メディア・リテラシー」と「情報リテラシー」を比較した.その結果,公共では,両者を並列したり,同じような表現で異なるリテラシーを言い表したりするなど,公民的分野に比して両者の差異がより曖昧であることがうかがえた.また,「批判」「判断」などがメディア・リテラシーにおいて重要であるのは公共と公民的分野で共通しているが,公共ではより具体的かつ主体的な行動が求められること,電子的なメディアやそれらがもたらす影響に一層の注意を向けようとしていることが示唆されている.加えて,「世論」を形成する「国民」としての意識を求める社会科・公民科ならではの文脈も念頭に置く必要がある.</p>
収録刊行物
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- 日本教育工学会論文誌
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日本教育工学会論文誌 47 (3), 515-525, 2023-12-20
一般社団法人 日本教育工学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390861460670932352
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- ISSN
- 21896453
- 13498290
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可