書誌事項
- タイトル別名
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- Role of PERK in organelle dynamics and organism physiology beyond the unfolded protein response
- ショウホウタイマク タンパクシツ PERK ニ ヨル オルガネラ セイギョ ト コタイ キノウ チョウセツ
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抄録
小胞体はほとんどすべてのオルガネラと接触することから,オルガネラ連関でのハブとして機能することが示唆される.小胞体膜タンパク質PERKは,小胞体のタンパク質恒常性を維持する小胞体ストレス応答の伝達タンパク質であることが広く知られている.近年の研究から,PERKが小胞体以外にミトコンドリアなどのオルガネラ機能を制御すること,さらには細胞自律的だけでなく,細胞間コミュニケーションによって小胞体ストレス応答とは直接関係しない生体機能も調節することなど,多くのことがわかってきた.本稿では,これまでに見いだされた代表的なPERKによるオルガネラ制御機構の他に,細胞種,内部環境,外部環境といったコンテクストに依存した個体機能調節についても紹介する.
収録刊行物
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- 生化学
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生化学 95 (6), 765-774, 2023-12-25
公益社団法人日本生化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390861493926970240
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- NII書誌ID
- AN00126072
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- NDL書誌ID
- 033256036
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- ISSN
- 00371017
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可