コロナ禍が促進した脳波所見会のWeb開催

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Usefulness of EEG Teaching conference via a web meeting system under COVID-19 pandemic
  • Results of questionnaire surveys
  • アンケート結果による評価と今後のあり方

抄録

<p>【目的】当院では毎週の脳波所見会を,2020年3月以前は院内で対面会議形式で,2020年4月以降はWeb形式で,2023年6月時点でも同様に開催している。参加者へのアンケートによる現状評価と今後のあり方を報告する。【方法】2020, 2021年度末にインターネットシステムを用いたアンケート調査の結果を解析した。【結果】アンケート回答者/対象者は2020年38/152名,2021年75/179名だった。Web形式の利点として回答者の多い順に「どこからでも参加ができる,脳波波形が見やすい,気楽・気軽に参加できる」,問題点として「機器・回線トラブル,個人情報漏洩のリスク,参加者の緊張感の欠如」があった。今後の開催形式は,2020, 2021年度ともに回答者全員がWebのみ,またはWebと対面のハイブリッド形式を希望した。【結論】Web形式の満足度,要望度は高く,問題点を改善しながら,今後の継続が期待される。</p>

収録刊行物

  • 臨床神経生理学

    臨床神経生理学 51 (6), 629-636, 2023-12-01

    一般社団法人 日本臨床神経生理学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390861538040593408
  • DOI
    10.11422/jscn.51.629
  • ISSN
    2188031X
    13457101
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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