タイガ林試験地でのマイクロTDRコイルプローブ(CP)の 長期野外土壌水分観測への試み

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タイトル別名
  • A trial study of application of micro-TDR coil probe (CP) to long-term soil moisture observation at the test site in the Taiga

抄録

<p>モンゴル国の試験地において地表面土壌層(0-10㎝深度)の長期土壌水分測定に適用を試みた。本試験地は、タイガー林地地域内のセルベ川流域内にあり、深度1m位から永久凍土が見られ、年間の気温は40℃から-40℃の幅で変動し、冬季は積雪があると共に土壌が凍結する。土壌は有機土壌を若干含む砂層である。2002年夏季に4本のCP40を深度3㎝、深度5㎝、深度10cmに水平に設置し、同時に深度3cmの2本のCP40の間(各3㎝離して)に自作の2線型TDR土壌水分プローブを挿入して土壌水分を2007年夏季まで比較測定した。全CP40は降雨応答にも優れ、2線型TDR土壌水分プローブより若干劣るが、非常に厳しい自然環境下でも高精度で安定した約5年間の土壌水分測定に成功した。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390861618045941760
  • DOI
    10.11520/jshwr.36.0_360
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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