(第24回若手奨励賞受賞研究)超高速極端紫外光電子分光による有機分子の気相光化学反応機構の研究
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- 唐島 秀太郎
- 京都大学
抄録
<p>多原子分子の光化学反応では,ほとんどの場合,様々な核配置でポテンシャル曲面の交差(円錐交差)と非断熱遷移が起こるため,その反応経路や分岐比を理論研究だけで予測することは困難である.したがって反応過程の全貌を実験的に観測することは,光反応機構の解明において非常に重要である.我々は極端紫外光(21.7 eV)をプローブ光として応用した時間分解光電子分光実験(EUV-TRPES)を実施し,気相有機分子における光反応ダイナミクスの全容解明に取り組んだ.EUV-TRPESでは,電子励起された分子が円錐交差に到達して電子基底状態へ内部転換し生成物を形成する,一連の光反応過程をリアルタイムに観測することが可能である.</p>
収録刊行物
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- 原子衝突学会誌しょうとつ
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原子衝突学会誌しょうとつ 21 (1), R001-, 2024
原子衝突学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390861770527838464
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- ISSN
- 24361070
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可