シリーズ 短波長自由電子レーザーによる原子分子光物理 第三回 FELによるホロー原子固体の研究と今後の研究の展開

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抄録

<p>特定のレーザー媒質を用いない「自由電子レーザー」を用いることによって,高いエネルギーを持つコヒーレントな光子と物質との相互作用に関する研究に新しい世界が拓ける.本稿では,2006年から稼働を開始した極端紫外レーザー(SCSS 加速器)を用いたレーザー光と固体との相互作用実験によって,従来の高出力レーザーを用いたプラズマ研究とはどのような点で異なる研究が展開されつつあるかについて紹介する.また,極端紫外レーザーに関する研究の発展を受けて2011年に我が国で初めて発振したX線自由電子レーザーを用いた研究の展開についても述べる.</p>

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  • CRID
    1390861792322332800
  • DOI
    10.50847/collision.09.r003
  • ISSN
    24361070
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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