子どもに携わる看護師の子どもの権利擁護実践尺度改訂版の開発:

DOI
  • 髙橋 衣
    東京慈恵会医科大学医学部看護学科小児看護学
  • 久保 善子
    共立女子大学看護学部地域・在宅看護学領域
  • 遠藤 里子
    東京慈恵会医科大学医学部看護学科小児看護学

書誌事項

タイトル別名
  • Development of the Ability Scales Regarding Child Advocacy for Pediatric Nurses Revised Edition:
  • Analysis of its Reliability and Validity
  • 信頼性・妥当性の検証

抄録

<p>目的:「子どもに携わる看護師の子どもの権利擁護実践能力尺度」(髙橋・瀧田,2019)の改訂を目的としている。方法:先行尺度に修正・追加した全39の質問項目について,全国から無作為層化し抽出した小児関連病院から,子どもに携わる看護師経験3年以上の看護師1,000名を対象に協力を求め,818名に無記名自記式質問紙調査票で調査を実施した。結果:337名(41%)から回答があり,最終的に有効回答294名(87.2%)を分析の対象とした。【家族への支援】【子どもへの支援】【子どもへの説明と意思の確認】【医療スタッフとの調整】の4因子22項目が抽出された。累積寄与率は59.36%であった。基準関連妥当性は,大出の既存尺度と4因子との相関がみられ,内容妥当性が示された。確証的因子分析を行い,適合度の高い尺度となったことを確認した。結論:妥当性と信頼性を確保し,実用性のある尺度を作成することができた。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390861847633859840
  • DOI
    10.15065/jjsnr.20230404219
  • ISSN
    21896100
    21883599
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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