群馬大学皮膚科における天疱瘡初期治療中の免疫グロブリン静注療法のまとめ

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  • Intravenous Immunoglobulin Therapy for Patients with New-onset Pemphigus in Gunma University Hospital
  • グンマ ダイガク ヒフカ ニ オケル テンポウソウ ショキ チリョウ チュウ ノ メンエキ グロブリン ジョウチュウ リョウホウ ノ マトメ

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抄録

<p>2011年~2020年に初期治療を目的に群馬大学皮膚科に入院した新規天疱瘡患者45例について診療録をもとに調査した.免疫グロブリン静注療法(IVIg)は45例中9例に実施しており,臨床像,治療歴,IVIg導入理由,治療効果,52週後および104週後のアウトカム,有害事象についてIVIg非実施例との比較も含めて検討した.IVIg実施群で治療開始8週後の抗デスモグレイン抗体価は有意に低下したが,アウトカムに有意差は得られなかった.本研究は少数例の後方視的研究でありさらなる検討が必要である.</p>

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