肘離断性骨軟骨炎に対する骨軟骨柱移植術後の主観的評価

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  • Self-assessment of the elbow treated with osteochondral plug graft for osteochondritis dissecans

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抄録

【目的】肘離断性骨軟骨炎に対して骨軟骨柱移植術(OATS)を行った術後1年以上の主観的評価を調査すること.【対象と方法】対象は64例であった.主観的評価としてHand20,PREE,DASHスポーツ,DASHスポーツの項目を投球に置き換えたDASHスローイング,KJOC score,野球疼痛スコア,および投球に関する6項目の自己評価(投球スコア)をパーセント表示(0:最良,100:最悪)に変換し,術前後で比較した.【結果】経過観察期間は平均38か月であった.術前後の平均はHand20:13%から1%,PREE:26%から2%,DASHスポーツ:55%から3%,DASHスローイング:59%から2%,KJOC score:42%から9%,野球疼痛スコア:48%から4%,および投球スコア:53%から6%であり,いずれも術後で有意に良好となった.【考察】全ての主観的評価が有意に改善した.

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