2023年グアテマラ大統領選挙と新政権が直面する問題

DOI
  • 中原 篤史
    ホンジュラス国立フランシスコ・モラサン教育大学

書誌事項

タイトル別名
  • Guatemala’s Presidential Election in 2023 and Problems Facing the New Government

抄録

<p>政治腐敗・汚職対策が有権者の主要な関心事であった2023年のグアテマラ選挙では、腐敗政治撲滅のための改革を訴えたアレバロ候補がサプライズと受け止められるなかで勝利した。しかし、その選挙期間中、アレバロと所属するセミージャ党に対しては司法から露骨な干渉が行われ、軍政以降の近年では最も見苦しい選挙となった。それだけではなく、選挙後もアレバロ支持者やグアテマラの民主主義を憂いた市民団体などによる行政府・司法府に対する抗議活動により内政が混乱している。本稿では今回の大統領選挙を概観し、その背景と新政権が直面する問題について考察する。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390861936166499968
  • DOI
    10.24765/latinamericareport.41.1_59
  • ISSN
    24340812
    09103317
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ