建設工事における自然由来重金属等含有岩石・土壌への対応マニュアルの改訂

  • 品川 俊介
    (国研) 土木研究所 地質・地盤研究グループ 地質チーム

書誌事項

タイトル別名
  • Handling of Soil and Rocks Containing Naturally Occurring Heavy Metals in Public Construction Works

抄録

<p>岩石・土壌は,天然の状態で少量の重金属等を含むことがある。トンネルや切土等の建設工事から大量に発生する岩石・土壌(発生土) は,従前より有効な資源として盛土や埋土に利用されている。一方,2003年に土壌汚染対策法が施行されたことを一つの契機として,自然由来の重金属等を含む発生土に関する環境安全性評価と必要な対策が社会的に求められるようになった。本稿では,わが国の公共建設工事における自然由来重金属等を含む発生土の取り扱いに関する課題を述べる。また,国土交通省が公表した「建設工事における自然由来重金属等含有岩石・土壌への対応マニュアル(2023年版)」の内容を紹介し,課題に関する今後の展望を論ずる。</p>

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参考文献 (2)*注記

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