スペイン語の音節頭子音連続の日本人スペイン語学習者による発音
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- 木村 琢也
- 清泉女子大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Pronunciation of Spanish onset consonant clusters by Japanese learners of Spanish
説明
<p><tt>スペイン語の音素配列規則は音節頭に</tt> /tr-/, /fr-/ <tt>のような子音連続を許容し、調音上の必要から子音連続を成す</tt>2 <tt>子音の間には挿入母音と呼ばれる母音的要素が挿入される。一方で、これらの子音連続は日本語の音素配列規則に違反しており、スペイン語を学習する日本語母語話者は、日本語の音素配列規則にしたがって</tt>2 <tt>子音の間に完全な母音を挿入する傾向がある。 スペイン語母語話者が挿入する母音的要素の性質と日本人学習者のそれとを比較した結果、日本人のほうが母語話者よりも長くより明確な音質の母音を挿入する傾向があることがわかった。また、母語話者</tt>50 <tt>名にこれらの子音連続を含む語の様々な発音を聞かせて主観評価してもらったところ、挿入母音が短く中立的音質であるほど高い評価を受けた。これらの結果は学習者たちにスペイン語を「音節ごとに」発音するよう指導することの必要性を示唆しており、その目的のためには歌を使用することが有</tt><tt>用と思われる。 </tt></p>
収録刊行物
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- 音声コミュニケーション研究会資料
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音声コミュニケーション研究会資料 3 (3), n/a-, 2023-05-27
音声コミュニケーション研究委員会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390862101884505856
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- ISSN
- 27582744
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可