抄録
喪失と悲嘆に関する認識を明細化する作業を30年余り継続してきたが,近年,欧米の悲嘆理論は変貌をとげ,深化してきている。その理論的展開については,本紀要の第7号「Niemeyerによる喪失論のニューウェーブ」において概観した。こうした動向と歩調を合わせて,私の愛着と喪失に関する認識も変化してきている。近年,私が着想していることを,断片的で,随想的ではあるが,着想ノートという形で,6つのテーマについて記述しておきたいと思う。今後の研究展開の萌芽となると考えられるからである。
収録刊行物
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- 心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学大学院教育学研究科・心理教育相談室紀要
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心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学大学院教育学研究科・心理教育相談室紀要 9 33-38, 2011-02-28
岡山大学大学院教育学研究科・心理教育相談室
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390862157389227264
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- DOI
- 10.18926/66608
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- ISSN
- 21855129
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB