「妊産婦のための食事バランスガイド」を用いた食事アセスメントの妥当性

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タイトル別名
  • Validity of Dietary Assessment Using the “Japanese Food Guide Spinning Top for Pregnancy and Lactation”
  • 「 ニンサンプ ノ タメ ノ ショクジ バランスガイド 」 オ モチイタ ショクジ アセスメント ノ ダトウセイ

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抄録

<p>「妊産婦のための食事バランスガイド」を用いた食事アセスメントとその妥当性を検討することを目的とし, 首都圏に在住する妊産婦 (初期194名, 中後期153名) の食事記録調査 (DR) と食物摂取頻度調査 (FFQ) のデータから「妊産婦のための食事バランスガイド」に示されているサービング数 (SV) とエネルギー摂取量を算出した。その後, 遵守度を数値化して評価するための遵守得点の算出を行い, 妥当性を検討した。遵守得点の合計点数の相関係数は妊娠初期r=0.316, 妊娠中後期r=0.439であった。また, 遵守得点合計点の三分位間でクロス集計を行った結果, 同一カテゴリーに分類された者が妊娠初期で74名 (38.1%), 妊娠中後期で71名 (46.4%) であった。DRとFFQから算出された「妊産婦のための食事バランスガイド」の遵守得点の相関係数とカテゴリー一致度の結果より, 日本人妊婦の食事を総合的に評価するための指標として, 「妊産婦のための食事バランスガイド」を用いることの有用性が示された。</p>

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