DEM を用いた二種混合体の中間骨格構造における粒子配置と接点力の評価

書誌事項

タイトル別名
  • EVALUATION OF PARTICLE ARRANGEMENT AND CONTACT FORCE IN INTERMEDIATE SKELETON STRUCTURE OF BINARY GRANULAR MIXTURE BASED ON DEM

抄録

<p>大粒子と小粒子の 2 種類の粒子で構成される二種混合体には,大粒子含有率ごとに性質が変化する中間骨格構造が存在する.本研究では,形状の異なる大粒子の二種混合体に対して実施した安息角実験の再現解析を,DEM を用いて行い,可視化した強い接点ベクトル,接点の種類ごとの接点力,大粒子重心間の距離を分析した.その結果,強い接点ベクトルは,中間骨格構造が始まる大粒子含有率から現れ始め,大粒子が増加するにつれて,山の頂上方向に向けて,発達していくこと.大粒子と大粒子の接点力と,一部の大粒子と小粒子の接点力は,中間骨格構造において増加するが,小粒子と小粒子の接点力は減少すること.大粒子重心間の距離は,水平方向に比べて,鉛直方向の距離が短いことが明らかになった.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ