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- 後藤 哲朗
- Chiba University
Bibliographic Information
- Other Title
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- 静止画撮影用カメラと感性工学に関する基礎的考察
- セイシガ サツエイヨウ カメラ ト カンセイ コウガク ニ カンスル キソテキ コウサツ
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Abstract
スマートフォン(以降スマホ)によって写真人口が激増している中,従来の静止画撮影用カメラ(以降スチルカメラ)市 場は縮小傾向を見せていた.しかしミラーレスカメラの台頭によって,レンズ交換式スチルカメラと交換レンズの市場が 再び復活の兆しを見せている.職業写真家(以降プロ)とアドバンストアマチュア(以降ハイアマ)の両極で市場が再形 成される傾向があり,プロに対しては機能性能の高度化,ハイアマに対しては趣味性の向上が見込まれる.後者のハイア マが存続する要因を,スチルカメラが人間の「感性」,すなわち五感中の「視覚・触覚・聴覚」に訴え,何れの感覚も互 いに影響し合って相乗効果を発揮していると捉えた.本考察では,手に保持して使用するスチルカメラの特質として重要 な要素である「音」と「振動」に特化した予備調査を行い,それぞれを表現する形容詞対と該当する具体的カメラ機種名 に関するデータを得た.
Journal
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- Journal of The Society of Photographic Science and Technology of Japan
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Journal of The Society of Photographic Science and Technology of Japan 86 (4), 383-391, 2023-11-20
THE SOCIETY OF PHOTOGRAPHY AND IMAGING OF JAPAN
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390862268805274624
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- NII Book ID
- AN00191766
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- ISSN
- 18845932
- 03695662
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- NDL BIB ID
- 033229468
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
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- Abstract License Flag
- Disallowed