書誌事項
- タイトル別名
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- Study on stability of railway embankments depending on the scale of collapse by rainfall and loading tests
抄録
<p>鉄道盛土の被災時に行われる応急復旧は,崩壊した盛土の性能を十分に考慮しておらず,応急復旧の要否や復旧仕様決定の判断には検討の余地が残されている。本研究では,崩壊した盛土の性能を実証的に評価することを目的に,実物大の盛土模型を対象とした降雨実験により盛土の崩壊を再現し,各崩壊段階において載荷実験を実施した。実験結果より,盛土の崩壊が一定の範囲に限定された場合,列車相当の荷重載荷に対して崩壊が進行しないことが確認された。また,飽和-不飽和浸透流解析により盛土内水位と飽和度を評価し,安定解析モデルに考慮することで,のり面中腹付近までの崩壊規模であれば,崩壊挙動を概ね再現可能であることが示唆された。</p>
収録刊行物
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- 地盤工学ジャーナル
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地盤工学ジャーナル 19 (1), 101-115, 2024-03-01
公益社団法人 地盤工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390862268821180416
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- ISSN
- 18806341
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可