逐次検定法によるSPM評価モデルの構築

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Evaluation Model of Suspended Particulate Matter using the Sequential Sampling Method

抄録

<p>日本においては SPM 濃度に対する規制として、0.15[mg/m3]以下とすることが定められている。その一方で現実の SPM 濃度は 0.008~0.012[mg/m3]程度とほとんどの建物で基準値をクリアしている。通常の検査では午前・午後の 1 回に 5 分程度の計測を行って、その平均値が基準値を下回っていれば適合と判断する場合が多い。しかしこのサンプル数では統計学的には十分なサンプルを得ての判断とは言えない。本報告では SPM 濃度の実測データを用い、その時間的分布をモデル化した。またこの時間的分布に基づいて、逐次検定法による SPM 評価モデルを提案した。モンテカルロ法シミュレーションによりその特性を明らかにし、SPM 基準の測定に適したモデルである事を検証した。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390862312559999488
  • DOI
    10.18948/shase.48.312_55
  • ISSN
    24240486
    0385275X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ