自動車電動化と未利用駐車空間を活用した蓄電池整備のあり方に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A study on the electrification of vehicles and the planning storage battery utilizing unused parking space
  • A Case Study in Otemachi, Marunouchi and Yurakucho Area
  • 千代田区大手町・丸の内・有楽町地区を対象として

抄録

<p>中心業務地区の事業継続の観点から、分散型エネルギーシステムの構築が注目を集めている。これに対し国は、蓄電池整備とEVを活用した次世代の分散型電力システムの構築を目指しているものの、EVや蓄電池を保管可能なスペースは限られている。ところで、公共交通の利便性の高さによって、東京都区部では駐車場義務の過剰整備が課題となっている。本研究の目的は、事業継続に向け、未利用駐車空間へEV及び蓄電池の整備手法を明確にすることである。本論中では、未利用駐車空間の総量を算出し、EV及び蓄電池の導入を検討した。その結果、防災性は規制緩和したパターンにおいて確保された。また、電気自動車の平常時の利用や間接便益を考慮することで、収益性を確保し、事業の有効性を明確にした。</p>

収録刊行物

  • 都市計画報告集

    都市計画報告集 22 (4), 644-648, 2024-03-11

    公益社団法人 日本都市計画学会

参考文献 (1)*注記

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