原子力被災地の住民のWell-beingに関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A study on well-being of residents in the affected areas by nuclear power plant accident
  • A case study of Odaka Ward of Minamisoma City
  • 南相馬市小高区を対象として

抄録

<p>本研究は原発事故から12年が経過した南相馬市小高区に帰還・移住し生活する住民の生活環境面でのWell-beingを調査し、今後の福島復興政策のあり方を検討する上での基礎資料を提供するものである。小高区の現在の「総合生活満足度」の平均点数は4.15点であり、原発事故前から1.61点低くなっていることが。回答者を「60代未満」と「60代以上」に分類し分析を行った。「60代以上」の「総合生活満足度」は「60代未満」よりも高く、「デジタル環境」と「防災環境(原子力災害)」の分野を除くすべての分野で「60代以上」の点数が「60代未満」を上回っていた。</p>

収録刊行物

  • 都市計画報告集

    都市計画報告集 22 (4), 552-559, 2024-03-11

    公益社団法人 日本都市計画学会

参考文献 (1)*注記

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