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- 徳永 貴久
- 国立研究開発法人水産研究・教育機構 水産技術研究所
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- 古賀 まりの
- 福岡県水産海洋技術センター有明海研究所
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- 川崎 北斗
- 佐賀県有明水産振興センター
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- 山砥 稔文
- 長崎県総合水産試験場漁場環境科
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- 秋永 将志
- 長崎県島原振興局県南水産業普及指導センター
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- 丸吉 浩太
- 熊本県水産研究センター
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- 高木 剛
- 熊本県環境生活部環境局環境保全課
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- 芹川 大成
- 熊本県保健環境科学研究所 水質科学部
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- 山口 浩
- 農林水産省九州農政局農地整備課
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- 上田 倫大
- 国土交通省九州地方整備局熊本港湾・空港整備事務所
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- 速水 祐一
- 佐賀大学 農学部生物資源科学科
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- 山口 創一
- 九州大学大学院 総合理工学研究院
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- 木村 和也
- 日本ミクニヤ(株)
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- 柴原 芳一
- 株式会社西村商会
書誌事項
- タイトル別名
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- OCCURRENCE OF HYPOXIC WATER MASSES CAUSED BY THE LARGE-SCALE FRESH WATER OUTFLOWS IN THE ARIAKE BAY IN 2020 AND 2021
説明
<p> 有明海における貧酸素水塊の空間分布を把握するために,2020年と2021年夏季に多機関が連携して一斉観測が行われた.2020年と2021年のいずれも有明海湾奥から諫早湾にかけて貧酸素水塊が形成されていた.また,2021年では出水前後で貧酸素水塊の分布を把握できており,大規模な出水により貧酸素水塊の分布面積が2倍程度になることが明らかになった.さらに,大規模な出水による密度成層の継続は1ヶ月程度と算出され,これは貧酸素化の時間スケールよりも長かった.大規模な出水によって長期間の密度成層が形成され,貧酸素化時間スケールが小さい湾奥西部海域中心に貧酸素水塊が先に形成され,湾奥南部海域へ拡大し,さらに諫早湾で形成された貧酸素水塊と一体化することで,大規模な貧酸素水塊が形成されたと考えられた.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集
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土木学会論文集 80 (3), n/a-, 2024
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390862478333221504
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- ISSN
- 24366021
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可