書誌事項
- タイトル別名
-
- A Report on Consultation with Professionals in Gerontological Nursing Practice on Campus
抄録
【目的】 高齢者看護学の学内演習における多職種コンサルテーションのプログラムを、学生の事後アンケート結果から評価し、プログラムおよび学内の多職種連携教育における今後の課題を明らかにする。 【方法】 高齢者看護学実習を履修している学生のうち、学内で代替実習を行った学生39名を対象にアンケート調査を実施した(回答数34名,回収率87.2%)。調査内容は、①保健医療福祉専門職の役割理解、②看護過程の展開に役立ったか、③多職種に関連する実習目標の達成感、④多職種コンサルテーションの満足度および評価理由、⑤多職種コンサルテーションの改善点や要望の有無とその内容、であった。 【結果・考察】実施した多職種コンサルテーションは、他職種の役割や連携のあり方の理解および患者理解や看護計画の充実につながり、学生の満足度が高かったことから、有用なプログラムであるといえる。今後は、事例やプログラムを洗練するとともに、高齢者看護学における本プログラムの位置づけを検討する。その際には事前の基礎知識習得への支援やコンサルテーションそのものを学ぶ機会の提供などを加味する必要がある。
収録刊行物
-
- 神奈川県立保健福祉大学誌
-
神奈川県立保健福祉大学誌 21 (1), 73-84, 2024-03-08
神奈川県立保健福祉大学
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390862478334433664
-
- ISSN
- 13494775
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可