科学教育における国語力向上を意識した博物館教育プログラム : 新企画「目指せ!観察名人@名大博物館」を実施して

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  • Integrating Language Skills into Science Education : Implementing the New Program “Be Observation Experts at Nagoya University Museum”
  • カガク キョウイク ニ オケル コクゴリョク コウジョウ オ イシキ シタ ハクブツカン キョウイク プログラム : シン キカク 「 メザセ!カンサツ メイジン@メイ ダイ ハクブツカン 」 オ ジッシ シテ

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抄録

名古屋大学博物館の来館者調査,およびイベント企画「出張!名大博物館」の来場者アンケート調査結果(調査期間:2021年10月~2023年3月)によれば,小中学生の「興味のある教科」として理科や算数/数学が上位を占めた一方,国語は下位定着だったことが分かった.この結果を踏まえ,名古屋大学博物館と名古屋大学博物館学生運営スタッフ団体MusaForum*は,科学教育および国語力向上を意識した博物館教育プログラムを考案し,新企画「目指せ!観察名人」を実施した.本企画では,全5回のテーマ(植物,化石,鳥,土器,クジラ)それぞれに観察対象となる標本と科学体験を提供し,グループワークを通じて,対話・表現・議論を促進した.科学への興味関心のきっかけ作りと,科学的思考力の向上を重点的に捉え,参加者に科学に対する理解を深めるための表現力を育むことを目指した.

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