COVID-19流行下における大学生のスマートフォン行動嗜癖自己評価尺度の尺度構成の再検証

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • The Study of University Student’s Smartphone Addiction Scale in COVID-19 Pandemic

抄録

<p>本研究では大学生のスマートフォン行動嗜癖自己評価尺度(風間ほか 2020)を用いてCOVID-19流行下における大学生のスマートフォン行動嗜癖の特徴を再検証することを目的とし,大学生269名を対象に調査を行った.探索的因子分析の結果,COVID-19流行以前とは一部異なる21項目6因子構成(離脱症状・過剰使用・自己支配性・対人関係の危機・生活への侵食・非制御な通話)となった.尺度全体での内的一貫性(α=0.883),および共分散構造分析において構成概念妥当性も概ね確認された(GFI=0.885,AGFI=0.848,CFI=0.903,RMSEA=0.061).生活様式の変容によって大学生はスマートフォンにより暴露されやすくなり,学修や余暇,対人関係の構築や維持のためにスマートフォンに対する希求度が変化したことが背景にあると考えられた.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390862545815884032
  • DOI
    10.15077/jjet.s47106
  • ISSN
    21896453
    13498290
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ