与薬に関する訪問看護師とホームヘルパーの連携モデルの検証と精錬

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タイトル別名
  • Determination of the Usefulness of a Model of Interprofessional Collaboration by Home-Visit Nurses and Home Helpers with Regard to Administering Medication and Refinement of that Model

抄録

<p>目的:研究者らが考案した,与薬に関する訪問看護師とホームヘルパーの連携モデルの有用性の検討とモデルの精錬を行い,本モデルの実践共同体としての機能について検討した.</p><p>方法:訪問看護師,ヘルパー,在宅療養者の3者を1組とし,4組の研究協力者にモデル介入を2ヵ月間実施した.</p><p>結果:介入開始時は,【訪問看護師とヘルパーの各専門職の理解】,【他機関に所属する職種間の関係性の共通理解】,【連携の基盤作り】が行われることに,訪問看護師とヘルパーの関係性構築の特徴があった.1ヵ月後では,【他機関に所属する職種間の関係性の共通理解】の中で《大切なチームの一員としての意識》が芽生えた状態で【情報の共有と統合】が豊富にされるようになった.</p><p>考察:6事例中4事例で適切に与薬ができ,本モデルの有用性が認められた.また,【相互の学びあい】をはじめとする効果があり,実践共同体としても機能することが認められた.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390862555421202816
  • DOI
    10.60272/jjahc.27.2_64
  • ISSN
    27589404
    13469649
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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