遺伝性乳がん卵巣がん症候群に対するリスク低減卵巣卵管摘出術への意思決定に関する海外の動向

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タイトル別名
  • International Trends in Decision-making Regarding Risk-reducing Salpingo-oophorectomy for Hereditary Breast and Ovarian Cancer Syndrome

抄録

<p>令和2年4月から遺伝性乳がん卵巣がん症候群(Hereditary Breast and Ovarian Cancer Syndrome:以降HBOC)の既発症者に対するリスク低減乳房切除術(Risk-Reducing Mastectomy:以降RRM)・乳房再建術ならびにリスク低減卵管卵巣摘出術(Risk-Reducing Salpingo-Oophorectomy:以降RRSO)が保険収載となった1)。特に,卵巣がんはサイレントキラーと呼ばれ,効果的なスクリーニングが施行できないため,予防的手術がリスク管理の最良の形態であると考えられる。経済的負担の軽減のみならず,がんの発症リスクへの精神的負担を軽減することが期待でき,益々の需要が見込まれる。本稿ではHBOCと診断された乳がん罹患患者のRRSOに焦点をあてて解説する。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390862566410144512
  • DOI
    10.57444/shikokuactamedica.79.5.6_245
  • ISSN
    27583279
    00373699
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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