カルシウムアルミノフェライトの水和反応に及ぼすアルカノールアミンの影響

  • 茶林 敬司
    株式会社トクヤマ セメント開発グループ(〒299-0268 千葉県袖ケ浦市南袖10) 島根大学 大学院自然科学研究科(〒690-8504 島根県松江市西川津町1060)
  • 安達 丈
    株式会社トクヤマ セメント開発グループ(〒745-8648 山口県周南市御影町1-1)
  • 加藤 弘義
    株式会社トクヤマ 環境事業開発グループ(〒745-8648 山口県周南市御影町1-1)
  • 新 大軌
    島根大学 大学院自然科学研究科(〒690-8504 島根県松江市西川津町1060)

書誌事項

タイトル別名
  • EFFECT OF ALKANOLAMINE ON THE HYDRATION REACTION OF CALCIUM ALUMINOFERRITE

抄録

<p>本研究では、組成の異なるカルシウムアルミノフェライトの水和反応に及ぼすアルカノールアミンの影響について、水酸化カルシウムや炭酸カルシウムなどが共存する各種条件下で検討した。その結果、アルカノールアミンはカルシウムアルミノフェライトの水和反応を促進し、特にFe2O3比率の高いフェライトで反応促進効果が顕著であった。また、アルカノールアミンの中でもFeとAlの溶出度の高める効果が顕著であったトリエタノールアミンは特にカルシウムアルミノフェライトの反応速度を速めることが確認された。水酸化カルシウムや炭酸カルシウムが共存する系においても、アルカノールアミンの反応促進は同様に確認された。</p>

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参考文献 (5)*注記

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