締固めを必要とする高流動コンクリートに振動締固めを行い充填した際の材料分離・圧縮強度・中性化の検討

  • 時政 右京
    株式会社トクヤマ セメント開発グループ(〒745-8648 山口県周南市御影町1-1)
  • 新見 龍男
    株式会社トクヤマ セメント開発グループ(〒745-8648 山口県周南市御影町1-1)
  • 加藤 弘義
    株式会社トクヤマ セメント開発グループ(〒745-8648 山口県周南市御影町1-1)

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY OF SEGREGATION, COMPRESSIVE STRENGTH, AND CARBONATION OF HIGH FLOW CONCRETE REQUIRING COMPACTION WHEN FILLED BY VIBRATORY COMPACTION

抄録

<p>ボックス形充填試験を用いて、締固めを必要とする高流動コンクリートに締固め・間隙通過作用を与えた際の各種性状について検討した。その結果、締固め時間を適切に管理することで材料分離は発生しないこと、締固めを必要とする高流動コンクリートの間隙通過速度は普通コンクリートより大幅に速いこと、締固め・間隙通過作用を与えた際に圧縮強度は低下しないこと、中性化抵抗性は普通コンクリートと同等で、締固め・間隙通過作用を与えた場合でも悪影響はないことを確認した。また、混合セメントを用いた締固めを必要とする高流動コンクリートにおいても上記と同様の結果が得られることを確認した。</p>

収録刊行物

参考文献 (1)*注記

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