書誌事項
- タイトル別名
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- QUANTIFICATION OF CO<sub>2</sub> ABSORPTION BY TG-MS ANALYSIS OF ENVIRONMENTALLY FRIENDLY CONCRETE CARBONATED USING EXHAUST GAS FROM BOILER
抄録
<p>ダイカルシウムシリケートγ相(γC2S)を配合した環境配慮型コンクリートを対象に都市ガスボイラ排ガスで炭酸化養生を行い、熱重量-質量分析(TG-MS分析)および粉体X線回折分析を用いてCO2固定量の評価を行った。結果から、都市ガスボイラ排ガスでコンクリートの炭酸化およびCO2固定が可能であり、炭酸化過程でCO2含有率の深さ方向分布が発生していること、CO2は主にカルサイトやバテライトとして固定化され、バテライトはTG分析時に600℃より低温で脱炭酸する可能性が示唆された。従って、従来600℃より高温とされていたTG分析におけるCO2固定量の評価温度範囲は600℃より低温に拡大できる可能性がある。</p>
収録刊行物
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- Cement Science and Concrete Technology
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Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 524-532, 2024-03-29
一般社団法人 セメント協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390862623768183936
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- ISSN
- 21873313
- 09163182
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可