大阪市における建物地下階の時空間分析

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抄録

本研究では,建物GISデータとテナントデータとを用いて建物の地下階を抽出し,位置情報と形状,属性情報による同一性判定により建物動態の推定を行うことにより,時系列での建物地下階GISデータを作成した.それを用いた分析の結果,近年は地下階面積の大きな建物が増加しており,特に北区や中央区の御堂筋線沿いで多く分布していることが明らかになった.また,郊外部では地下階面積が少ない傾向があり,中心部に偏在している地域特性が示された.

収録刊行物

  • 都市防災研究論文集

    都市防災研究論文集 10 (0), 25-29, 2023-11-01

    公立大学法人 大阪公立大学都市科学・防災研究センター

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390862623769698816
  • DOI
    10.60362/udrr.10.0_25
  • ISSN
    24354910
    21890536
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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