医療従事者における新型コロナウイルス感染症流行前から流行中の運動習慣の変化と自己効力感の関連性

DOI
  • 福榮 竜也
    霧島市立医師会医療センター リハビリ室
  • 愛下 由香里
    霧島市立医師会医療センター リハビリ室 鹿児島大学大学院保健学研究科
  • 宇都 良大
    霧島市立医師会医療センター リハビリ室
  • 小野田 哲也
    霧島市立医師会医療センター リハビリ室

書誌事項

タイトル別名
  • Relationship between changes in exercise habits and self-efficacy before and during a pandemic of COVID-19 among health care workers

抄録

<p>【目的】医療従事者を対象にCOVID-19流行前から流行中における運動習慣の変化と自己効力感の関連を調べた。【方法】2019年と2021年の調査に参加した77名を対象とした。月に数回以上運動習慣がある場合を運動習慣ありと定義した。COVID-19流行中の運動習慣を基に,運動習慣増加群,運動習慣変化なし群,運動習慣減少群の3群に分類した。各群,2019年度と2021年度の自己効力感を反復測定共分散分析にて比較した。(共変量:年齢,性別,医療職種)。【結果】運動習慣増加群は2021年度の自己効力感が有意に高値だった(p=0.004,F=3.750)。運動習慣変化なし群(p<0.001,F=6.122)および運動習慣減少群(p=0.008,F=3.229)は2021年度の自己効力感が有意に低値だった。【考察】COVID-19流行中に運動習慣を有することは高い自己効力感と関連する可能性がある。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390862623770451456
  • DOI
    10.57304/jptp.jptp-d-23-00014
  • ISSN
    24369950
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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