終末期にある小児がんの子どもとその家族へのケアにおいて看護師がかかえる困難感
書誌事項
- タイトル別名
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- Perceived difficulties that nurses face during end-of-life care for children with cancer and their families
- ―Characteristics by years of nursing experience―
- ―看護師経験年数による特徴―
抄録
<p> 終末期にある小児がんの子どもとその家族へのケアにおいて、看護師がかかえる困難感と看護師の経験年数による困難感の特徴を明らかにするため、看護師16名に半構成インタビューを行った。質的に分析した結果、【子どもや家族と対話すること】、【子どもの意思を尊重すること】、【子どもと家族の関係を調整すること】、【チームとして協働すること】、【経過や現在の状況、先の見とおしを知ること】、【自分の気持ちに対処すること】、【苦痛緩和に向けたアプローチをすること】、【亡くなった後も継続して家族を支えること】、【亡くなった後に病棟のほかの子どもと家族に応対すること】の9カテゴリ18サブカテゴリが抽出された。若手看護師の知識や経験不足により生じる困難感を軽減できる教育を実施すること、子どもの意思を尊重するための調整やその中で生じる葛藤をチームで話し合うこと、友人の死を察知した患児を注意深く観察し他職種で介入することの必要性が示唆された。</p>
収録刊行物
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- 日本小児看護学会誌
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日本小児看護学会誌 33 (0), 62-69, 2024
一般社団法人 日本小児看護学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390862623770807680
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- ISSN
- 24238457
- 13449923
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可