研究データの(非)開示対応における実務上の課題と検討
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- 栗原 佑介
- 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- The protection and closed strategy of research data
抄録
<p>研究データは,適切なオープン・アンド・クローズド戦略によって公開・共有される必要がある。本論では,知的財産及び個人情報を始めとする公開に馴染まないデータ等について,適切な研究データ管理支援を実践するための基本情報を提供することを目的とする。本論は,特に,クローズド戦略に着目し,研究データをどう保護すべきか,公開・共有への要求にはどのように応えていくべきか,仮想事例に基づくケーススタディも含めて取り上げる。結論として,本論では,次の3点,①知的財産マネジメント,②メタデータ付与による保有個人データ等の適切な管理,③研究者の自己管理が重要であると指摘した。</p>
収録刊行物
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- 情報の科学と技術
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情報の科学と技術 74 (4), 141-146, 2024-04-01
一般社団法人 情報科学技術協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390862623771896576
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- ISSN
- 21898278
- 09133801
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可