在宅医療におけるTrousseau症候群の3例
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- 二ノ坂 建史
- 医療法人にのさかクリニック
書誌事項
- タイトル別名
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- 3 cases of Trousseau’s syndrome on home-care
抄録
<p> 在宅診療中にTrousseau症候群を発症した2例と、Trousseau症候群による脳梗塞を2回きたした状態から在宅診療を開始した1例について報告する。</p><p>【症例1】肺腺癌の38歳女性。在宅診療中に脳梗塞を発症し、病院へ搬送。血管内治療・ヘパリン投与が行われたが、原疾患の進行のため病院で永眠。</p><p>【症例2】腎盂癌の62歳男性。在宅診療中に脳梗塞を発症し、病院へ搬送。入院のうえヘパリン投与され、自宅退院後に永眠。</p><p>【症例3】2年前に多発脳梗塞を発症し、卵巣癌が判明した58歳女性。脳梗塞再発を経て、在宅医療へ移行。消化管出血、脳梗塞再々発、痙攣などに対し各種治療を行い、約3カ月後に自宅で永眠。</p><p> 原疾患の予後が厳しくとも、脳梗塞に対しては迅速な初期治療と再発予防・合併症管理を行い、最良のQOLを保つ努力が必要である。</p>
収録刊行物
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- 日本在宅救急医学会誌
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日本在宅救急医学会誌 7 (2), 24-27, 2024-03-31
一般社団法人 日本在宅救急医学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390862643867596928
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- ISSN
- 24364738
- 2436066X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可