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- 杉本 隆
- 岡山大学大学院社会文化科学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- The Significance of Substitute Speech Training in Self-Help Groups: The Relationship between Instructors and Participants in the Hankoukai Speech Class
- セルフヘルプ・グループにおける代用音声訓練の意義 : 阪喉会発声教室における指導員と受講者との関係から
- セルフヘルプ ・ グループ ニ オケル ダイヨウ オンセイ クンレン ノ イギ : ハン コウカイ ハッセイ キョウシツ ニ オケル シドウイン ト ジュコウシャ ト ノ カンケイ カラ
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抄録
<p>セルフヘルプ・グループ(以下、SHG)である喉頭がんの患者会では、手段的サポートとして、失声した患者に代用音声を訓練している。そこでは、指導する指導員、指導を受ける受講者という、一方向の援助の流れでサポートが始まる。その流れは、リハビリテーション医療における医療者と患者との関係と大差がない。では、医療の場ではなく、SHGにおいて代用音声訓練を行う意義は何なのであろうか。代用音声訓練の場において、指導員と受講者との関係について観察を行った。その結果、代用音声による会話が可能になるとともに、会話する喜びをわかちあい共有する、対称的な関係が実現することが明らかとなった。この対称的な関係のもとに、SHGが新たな人づきあいの場を形成している。このような人間関係の形成が可能になる点がSHGにおいて代用音声訓練を行う意義を示している。</p>
収録刊行物
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- 保健医療社会学論集
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保健医療社会学論集 33 (2), 102-111, 2023-01-31
日本保健医療社会学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390862654957436160
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- NII書誌ID
- AN10421975
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- ISSN
- 21898642
- 13430203
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- NDL書誌ID
- 032690730
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可