[研究ノート、研究報告、実践報告、事例報告] 日本インカレ女子100mの史上初上位独占への取り組み 組織の現状と課題に対する実践報告

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抄録

「2023 年に開催された第92 回日本学生陸上競技対校選手権大会女子100m」において、甲南大学から出場した3 名の学生が1 位から3 位を独占し、これは日本学生陸上競技対校選手権の歴史で初めての快挙である。しかし、正課外活動に対して満足できる各種支援・指導体制がない状況下で、3 名の学生に対するコーチングが行われている。この実践報告では、そのコーチングの報告と今後の課題と取り組みに焦点を当て、課外活動団体としての意識向上や、ティーチングよりもコーチングの重要性について述べ、今回の成功の背後には不十分な支援体制などにもかかわらず、学生の努力とコーチングの効果が大きく寄与していると考えている。今後の課題に対する改善策などについても述べていきたい。

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