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Abstract
本論は,甲南学園のドイツ語教育に力を尽くした故ユーバーシャール博士の足跡を,第一次世界大戦後から1965年に神戸で没するまで,主に学園との関わりに注目し,住まい・交友・教育の観点から記憶語り・聞書き・旧蔵写真・甲南学園史資料等を用いて明らかにしている。一人の人物のライフヒストリーを民俗学的に再構成する方法は,日独交流の時代性や体現された阪神間モダニズムの諸相を究明するにも有効であることを示した。
Journal
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- 甲南大學紀要.文学編
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甲南大學紀要.文学編 174 147-170, 2024-03-30
甲南大学文学部
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390862699742384128
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- NII Book ID
- AN00084642
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- ISSN
- 04542878
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
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- Abstract License Flag
- Allowed