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- 小野 恭子
- 産業技術総合研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Risk assessment/management and risk communication of chemicals and radioactive materials (1)
- Current issues and challenges on chemical management against non-stationary chemical releases in case of disaster/accident
- 1.災害・事故時における化学物質漏洩の影響予測と管理に関する現状と課題
抄録
<p> 災害,事故による化学物質漏洩がもたらす環境リスクを最小化するために,化学物質管理手法の体系化が求められており,特に事故時の事業所敷地外に対する影響の管理手法の構築が課題となっている。事故時の化学物質管理では,大気や水域において予想される漏洩量や排出量を設定して拡散計算を行い,その結果を利用可能な形にまとめておくことが重要である。これにより,水質事故や化学プラント等の爆発事故,地震災害によって生じる影響の見積もりや対応を迅速に行うことができると期待される。本稿では,災害や事故による非定常の化学物質排出に係る影響評価・管理手法について日米の事例を紹介し,日本における研究事例をまとめ,課題を述べる。</p>
収録刊行物
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- 日本原子力学会誌ATOMOΣ
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日本原子力学会誌ATOMOΣ 66 (4), 191-194, 2024
一般社団法人 日本原子力学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390862710142187392
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- ISSN
- 24337285
- 18822606
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可