EUS-FNAにて術前診断しえた遺残胆囊管癌の1例

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タイトル別名
  • Cystic duct carcinoma in a patient with a history of cholecystectomy: a case report

抄録

<p>症例は83歳男性.17年前に胆囊結石症に対して腹腔鏡下胆囊摘出術の既往あり.今回,総胆管結石に対する内視鏡治療の際,胆管内に可動性のない透亮像を認めたため胆汁細胞診を行ったが,診断に有用な病理検体は得られなかった.後日EUSを行ったところ,一部総胆管に突出する胆囊管の腫瘤を認めたため,EUS-FNAを施行し,adenocarcinomaの病理診断を得た.遺残胆囊管癌と診断し,肝外胆管・胆囊管切除が行われ,診断が確定した.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390862710142391296
  • DOI
    10.11405/nisshoshi.121.330
  • ISSN
    13497693
    04466586
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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