特定行為研修における倫理教育の実態

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タイトル別名
  • Ethics education for nurses in training for medical practice as a“tokutei koui”

抄録

<p>特定行為研修における倫理教育の実態を明らかにすることを目的とした。研修実施者442名を対象に無記名自記式質問紙調査を行った。研究対象者51名の所属研修機関は、病院が多く、大学院はなかった。倫理教育実施者は、看護実践者の次に医師が多かった。研修機関において、「看護倫理」科目名はほとんど立てられず、厚生労働省が提示する「医療安全」や「特定行為実践」科目とし倫理教育が行われていた。倫理教育内容に関して、研修実施者は指定外の内容も「教えている」という認識をもち、倫理教育の必要性を感じていた。倫理教育方法はEラーニングが多かったが、「多職種協働とコミュニケーション」など、事例検討やテーマディスカッションで実施している内容もみられた。研修実施者は、受講者の倫理教育のレディネスの差を感じていた。教育内容ごとに様々な教育方法を検討し、限りある人的資源を活用して倫理教育を行っていることが示唆された。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390862776828049024
  • DOI
    10.32275/jjne.20230307c
  • ISSN
    24347361
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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