ソフトウェアプロセス改善活動とP2M
-
- 小笠原 秀人
- 千葉工業大学
抄録
1990年代にSW-CMM (CMM for Software) が現れ、2010年頃までの約20年間の間に、CMMI (Capability Maturity Model Integration) として発展したきた。システムやソフトウェアを開発している多くの企業で、SW-CMM/CMMIを参照モデル(あるべき姿)として捉え、その内容を参考にしてプロセス改善活動(SPI活動:Software Process Improvement)が推進されてきた。その後、CMMIは継続して改訂されているが、このモデルを活用したプロセス改善活動は一時のブームを過ぎ、一定数の企業で活用され落ち着いた状態になっていると言える。本発表では、最初に、CMMを活用した典型的なSPI活動の全体像を概観する。その後、このSPI活動とP2Mの関係を分析する。最後に、SPI活動にP2Mがどのように活用できるのか考察する。
収録刊行物
-
- 国際P2M学会研究発表大会予稿集
-
国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 131-137, 2024-04-20
一般社団法人 国際P2M学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390862776829850880
-
- ISSN
- 24320382
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可