鍼灸による疼痛治療を科学する

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  • - 解剖・生理・生化学を総動員して東洋医学の神秘に挑む -

抄録

鍼灸による除痛のメカニズムは、中枢神経系における下行抑制系の賦活化によるという説明が 主流である。しかし、著者らは発痛源の局所においても、鍼灸の除痛作用が働いている可能性が あると考えている。ファシアという近年注目を集めている構造物により、「経穴」の病理学、「刺鍼」 刺激の生化学、「経絡」の解剖学的な説明が一元的に可能となる。本稿では、ファシアを用いた鍼灸の除痛メカニズムについての作業仮説が、東洋医学と西洋医学をつなげる架け橋になる可能性を述べる。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390862853908463360
  • DOI
    10.32255/jjsop.48.2_23
  • ISSN
    24345644
    21875316
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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