月経周期における膝関節弛緩性と剛性特性の変化

DOI
  • 安井 和奏
    埼玉県立大学 大学院保健医療福祉学研究科 医療法人東西医会 草加整形外科内科
  • 平田 恵介
    東京家政大学 健康科学部 リハビリテーション学科
  • 後藤 寛司
    東京家政大学 健康科学部 リハビリテーション学科
  • 森下 佑里
    東京家政大学 健康科学部 リハビリテーション学科

書誌事項

タイトル別名
  • ―KS measureを用いた剛性特性算出方法の検討―

抄録

<p>【目的】女性の膝関節前方弛緩性(Anterior Knee Laxity:AKL)やstiffnessを従来よりも正確に算出する方法を検討することとした。【方法】健常女子大学生7名を対象に月経周期(月経期,卵胞期,排卵期,黄体期)毎に,機器特性を考慮し,脛骨の牽引速度に配慮しながら,AKLとstiffnessを算出した。【結果】AKLは44N-133Nの牽引時に月経期よりも排卵期と黄体期で有意に高かった(p=0.002-0.008,p<0.001)。また,卵胞期よりも排卵期と黄体期で有意に高かった(p<0.001-0.004,p<0.001)。Stiffnessは月経期よりも排卵期,卵胞期よりも黄体期で有意に低かった(p<0.001)。【結論】正確なAKLとstiffnessの算出には,月経周期の定義方法の確立および脛骨牽引速度の制御が必要である。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390862853908734464
  • DOI
    10.11350/ptcse.31.50
  • ISSN
    18808948
    1880893X
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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