カンボジア西部における野菜遺伝資源の共同探索,2022年

書誌事項

タイトル別名
  • Collaborative Exploration of Vegetable Genetic Resources in Western Cambodia

抄録

カンボジア農業研究開発研究所(CARDI),茨城県農業総合センター生物工学研究所および国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)が連携して,2022 年にカンボジア西部において野菜遺伝資源の探索・収集を実施した.本探索では,2022年11月30日から12月6日にかけて,カンボジア西部の 3つの州(Kampong Chhnang, Pursat, Battambang)において,合計 36点の遺伝資源を収集した.その内訳はメロン(Cucumis melo)が 12 点,ニホンカボチャ(Cucurbita moschata)が 3 点,ヘチマ(Luffa cylindrica)が 3 点,トカドヘチマ(Luffa actangula)が 2 点,トウガン(Benincasa hispida)が 3点,ジュウロクササゲ(Vigna unguiculata cv-gr. Sesquipedalis)が6点,リョクトウ(Vigna radiata)が3点,ナス(Solanum melongena),ゴマ(Sesamum indicum),トウガラシ(Capsicum annuum) , ササゲ(Vigna unguiculata cv-gr. Unguiculata)がそれぞれ1点であった.収集した遺伝資源の種子の半分は CARDI に保管し,残りの半分は標準材料移転契約(SMTA)に基づいて農研機構遺伝資源研究センターに送付した.

収録刊行物

  • 植物遺伝資源探索導入調査報告書

    植物遺伝資源探索導入調査報告書 39 130-143, 2024-03-31

    国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 基盤技術研究本部遺伝資源研究センター

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