大学生の減塩意識の居住形式の違いによる差異の検討

書誌事項

タイトル別名
  • Examines Differences in Salt Awareness among University Students with Different Styles of Living in a Questionnaire
  • ダイガクセイ ノ ゲンエン イシキ ノ キョジュウ ケイシキ ノ チガイ ニ ヨル サイ ノ ケントウ

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説明

本研究は、大学生が家族と同居しているか、一人暮らしであるかという居住形態の違いによって、減塩意識に関するアンケート得点に差異がみられるかどうかを検討することを目的とした。大学生120 名に対する調査において、居住形態の違いには選択バイアスが含まれていることを仮定した上で、Big-V、主観的幸福感といった心理的指標を共変量とした傾向スコア法による分析を行ったところ、居住形態の違いによる有意差と中程度の効果量があることを確認した。また質問紙における減塩意識の居住形態の違いによる得点差について、実際に食塩摂取量を調査した先行研究と同様に、家族と同居していた群の方がより多くの塩分を摂取していたとみられる結果が得られたことを確認した。

収録刊行物

  • 情報研究

    情報研究 68 1-10, 2024-01-31

    文教大学

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