表面材厚さと下地材の熱慣性を考慮した着火時間の予測式

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タイトル別名
  • Formulae for Predicting the Ignition Time Considering Thickness of Surface Materials and Thermal Inertia of Backing Materials

抄録

<p>従来の熱着火理論に基づく着火時間の予測では,断面内温度分布が均一とみなせる「熱的薄壁」または半無限体近似が成り立つ「熱的厚壁」を仮定する。熱的薄壁では裏面は断熱境界が前提である。熱的薄壁と熱的厚壁の中間的な状態「熱的中間壁」における着火時間の予測方法はいくつか提案されているが,いずれも裏面は断熱境界としている。本研究では,下地材の影響を考慮した熱的中間壁における着火時間の予測方法を提案する。そのため,下地材を含めた一次元熱伝導解析により,様々な表面材と下地材の組合せにおける着火時間を求め,無次元厚さと無次元着火時間の関係の近似式を求めた。予測結果は熱伝導解析で求めた着火時間とよく一致した。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390862887140800896
  • DOI
    10.11196/kasai.73.2_21
  • ISSN
    18835600
    05460794
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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