育成可能性からみる「態度」概念の再整理
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- 宇佐美 洋
- 東京大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Restructuring “Attitude Constructs” from the Perspective of Trainability
- Cultivating the Essential Attitudes for Human Resources in Japanese Language Education
- ―「日本語教育人材に必要な態度」をめぐって―
抄録
<p> 文化審議会国語分科会の『日本語教育人材の養成・研修の在り方について(報告)』では,日本語教師に必要な「態度」の諸項目が示されているが,態度の全体構造が示されるにはいたっていない。またこれを研修立案の直接の根拠とするのであれば,各項目の育成・評価の可能性についての検討も必要である。そこで本論では,報告書内の「態度」諸項目を脱文脈化の上カテゴリ化することにより,(1)他者との接し方に関わる項目,(2)学習観・教育観に係わる項目,(3)教育実践をめぐる省察に関わる項目,(4)組織・社会の改善に関わる項目,の4つに再構成した。そしてフォーマル学習としての教師研修では主に(3) の一部を扱うものとし,(1)(2)は(3)に含まれる「価値観の問い直し」という下位項目の「内面への深化」の結果として,また(4)は(3)の「教室外への拡張」の結果として間接的に扱っていくというグランドデザインを提案した。</p>
収録刊行物
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- 日本語教育
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日本語教育 181 (0), 96-110, 2022-04-25
公益社団法人 日本語教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390862887140818816
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- ISSN
- 24242039
- 03894037
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可