下肢静脈瘤シアノアクリレート血管内塞栓術後の遅発型アレルギーに対しグルー充填静脈全抜去した結果,薬剤誘発性リンパ球刺激試験が陰性化した一例

書誌事項

タイトル別名
  • The Progress after Decannulating Incompetent Great Saphenous Vein Filling Cyanoacrylate, Because of Type IV Hypersensitivity

抄録

<p>本邦において下肢静脈瘤に対するシアノアクリレート血管内塞栓術(以下,CAC)が2019年12月から保険適用となり,当院でもその施行例は増加傾向である.われわれはCAC後にアレルギー様症状を呈した症例で薬剤誘発性リンパ球刺激試験陽性となり,最終的にCAC充填静脈の全抜去に至った症例を経験した.この症例の手術内容詳細と抜去術後の経過を改めて報告する.</p>

収録刊行物

  • 静脈学

    静脈学 35 (1), 29-33, 2024-04-27

    日本静脈学会

参考文献 (7)*注記

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