外国人にとっての和室
書誌事項
- タイトル別名
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- Japanese room for non-Japanese
- practicality and sustainability of tatami
- 畳の実用性と持続性
説明
和室がヨーロッパにおいてどのように理解され普及しているのかを現地調査したところ,自然素材で作られていることが求められていることがわかった。そこでたとえば畳の場合,日本で普及している新建材の畳を知らないだけなのか,どのような考え商品を選ぼうとしているのかを探るべく,外国人約463名と日本人269名を含む約750名にアンケート調査したところ,自然素材であることに拘る外国人が日本人に比べて多いことが確認された。また海外での聞き取り調査から,畳や障子を内装に使う理由は,日本趣味というよりはむしろ,健康や環境配慮そして空間の有効利用といった実用的な動機が多く,昨今のヨーロッパの住宅事情に起因していることが判明した。
収録刊行物
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- 住総研研究論文集・実践研究報告集
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住総研研究論文集・実践研究報告集 50 (0), 185-196, 2024
一般財団法人 住総研
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390862943886350592
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- ISSN
- 24338028
- 2433801X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可