Effectiveness of Core Exercise Training Programs Designed to Enhance Ball-Throwing Velocity in Overhead Athletes: A Systematic Review
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- Oyama Sakiko
- Department of Kinesiology, University of Texas at San Antonio
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- Palmer Thomas G.
- School of Health Sciences, Mount St. Joseph University
Bibliographic Information
- Other Title
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- オーバーヘッド競技選手における投球速度の向上を目的としたコアトレーニングプログラムの効果:システマティックレビュー
- オーバーヘッド キョウギ センシュ ニ オケル トウキュウ ソクド ノ コウジョウ オ モクテキ ト シタ コアトレーニングプログラム ノ コウカ : システマティックレビュー
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Description
<p>オーバーヘッドスロー動作において、コアの筋群は体幹から腕への運動量の伝達に関与する。しかし、様々なコアトレーニングプログラムがコアの筋機能と投球速度にもたらす効果を評価した研究では、一貫した結果が得られていない。このシステマティックレビューの目的は、それらのプログラムが投球速度および体幹の筋機能にもたらす効果を、トレーニングプログラムの焦点別に統合することであった。MEDLINEにおける文献検索を2020年11月24日に実施し、2022年4月27日に更新した。オーバーヘッドスロー競技選手のコア筋群を対象としてトレーニングが実施され、また少なくとも1つの比較群を置いた論文を採用基準とした。検索で特定された計875件の論文のうち、11件を分析に採用した。エビデンスを統合した結果、(a)広く用いられている脊椎安定化エクササイズは、体幹の筋持久力と等尺性筋力を向上させるが、投球速度の向上には繋がらない可能性があること、(b)スリングサスペンションシステムを用いた高度な脊椎安定化エクササイズは、投球速度を向上させる可能性があること、ならびに(c)メディスンボールを用いた体幹のプライオメトリックスは、体幹の回旋筋力、パワー、および投球速度を向上させる可能性があることが示唆された。投球速度の向上を促進するためには、不安定なサーフェス、高負荷、および体幹の動的動作を取り入れた、難易度の高いコアエクササイズが必要であるとみられる。</p>
Journal
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- Strength and Conditioning Journal Japan
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Strength and Conditioning Journal Japan 31 (4), 38-48, 2024
National Strength and Conditioning Association Japan
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390862943886498688
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- NII Book ID
- AA1243695X
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- ISSN
- 27590674
- 18834140
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- NDL BIB ID
- 033514303
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
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- Abstract License Flag
- Allowed